デザイン

格差社会と自由を表現する写真家

[ダヤニータ・シン Dayanita・Singh]

1961,インドニューデリー生まれ1980〜1986 アメダバード国立デザイン大学で学び、ICP(国立写真センター)でフォトジャーナリズムとドキュメンタリー写真を習得、ロンドンタイムズや新聞、雑誌のカメラマンとして活躍、ジャーナリストとしてロンドンタイムズで13年間に渡り[オールデリー]を撮り続けた写真集[My self Mona Ahamed]を2001年に出版、それいらい貧しいインドの暮らしと向き合いシャッターをきる事が、徐々に苦痛になっていった、シン、はフォトジャーナリストの道を捨て、Artistとして活動し始める、作品の中には1986年、北インド太鼓の一種の奏者 ザキールフセインの写真集やインド第三の性と呼ばれている一人の[ユーニック]の生活を追った 作品 [My Self Mona Ahmed] カタールの女性達の肖像を撮った [Privacy] 工場を撮影した[Blue Book]その他にの12冊の本を出版している。

Singhの写真の現代社会における格差や階級、情報の問題などが示唆されている従来の写真や写真集という概念から距離をおき写真というメディアの新たな可能性を切り開いているようにも思える、その中でも興味深い写真集[Privacy]インドの上流階級いわいる豊かな人々を撮影している。インドの上流階級を描写する事で、写真が人類学的、又、考古学的分野と同等の手段と考えた。この写真集の出版で、母国を繰り返し指を指す、ドキュメンタリーとフィックションを混ぜ合わせた異国的でユニークなインドを表現しながらも社会格差、階級、貧困、問題などを示唆させる、写真集を構成している。

[File Room]

政治学者のスニル・キルナーニが作品を見に来る機械があり、彼に特別な写真をみせる為 [File Room] と呼ばれる、製紙工場、事務所、図書館、書店、印刷機などに関する作品がたくさんあり、200枚程度のプリントを用意しその中から24枚の写真を取り出す。

[椅子の写真]

singhは、無人で椅子の写真を撮影している、そこには彼女自信が思い描く開放性と自由主義を示すものだと感じる、彼女は占領されていない椅子の写真とテーブルの上に置かれた本の束と一緒にテーブルラックを撮影しているそこに人間の姿はなく暖かみと繋がりを感じさせる。

彼女自身が感じる、不安や葛藤、自由への願いそういう心情を感じさせられる。

写真集[Blue Book]の中で被写体と選んだ工場の労働者だ。

貧困や階級社会の中、懸命に生きる人々を撮影している、上流階級と貧困相反する被写体を描く事で自由解放主義を訴えている様にも感じる又災害、紛争などの視点からも写真をみてとれる彼女は、インドを代表するArtistであり世界で活躍している、日本では、京都、国立近代美術館と京都国立美術館の「映画を巡る美術」に出品している。

今回、彼女の取り組みや表現を知るに連れてあたり前のように生きられている事の喜び。日々の生活への感謝、自由の大切さを改めて考えさせられた。

企画、編集、執筆、掲載 冨永 淳 Jun Tominaga  Copyright© All right reserved.

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bridal photographerを経て独立、九州を拠点に作家活動を行う。株式会社Pic-c&Co.,ltd. web magazine [HOUR]運営、 企画、編集、執筆、Webデザイン行う。

株Pic-c&Co.,ltd.取締役、web magazine[HOUR]取締役。 著作家・写真家 冨永 淳

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